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■シルク(絹)から皮膚にやさしい化粧品をつくる。

シルク(絹)の利用は、古来より「衣」として利用されてきました。近年では絹を構成するフィブロインやセリシンなどのタンパク質をバイオポリマーとして、その機能に着目した他用途利用が盛んになっています。生物素材の新用途開発として、生体に親和性のあると言われている絹を粉末化し、その利用の研究が推進してきました。数年前には、絹糸をアルカリで処理し、引張強度を低下した後に粉砕することにより、結晶構造を保持した粒子径5μmの微粉末化されました。このように絹糸を物理的に粉砕して得る粉末の製造は3μm程度が限度となっていましたが、その後の研究により、約1μmの超微粉末化に成功しました。これに基づき、得られた結晶性絹超微粉末を皮膚適合性素材として、化粧品分野への利用開発を株式会社オードレマンでは推進してきました。


■研究成果の概要

1.絹糸の超微粉末化と物性評価
(1)絹糸のアルカリ高圧処理を数種の粉末方法を組み合わせて、粒子径が約1μmの超微粉末化に成功した。
(2)この粉末は絹糸本来の一軸配向β型結晶の繊維構造を残し、水不溶性である。染色性、吸一放湿性は絹糸と同様であり、超微粉末化したことで、成形性と手触りに極めて優れた素材となった。

2.化粧料への利用開発
(1)結晶性絹超微粉末は、体質粉体(タルクのような白色粘土鉱物)と比べ各種の染料に染まり、また顔料としても利用できることが分かった。
(2)結晶性絹超微粉末の優れた成形性を利用し、従来の化粧料における体質粉体の全部、あるいは一部を結晶性絹超微粉末に換え、粉末パウダー、固形おしろい、口紅等の製品を開発した。
(3)パッチテストの結果、結晶性絹超微粉末を含有したパウダーなどの化粧料は従来の化粧料に比べ、皮膚への刺激性がないことが明らかになった。



■今後の展開と期待

(1)さらなる絹の微粉末化技術、 粒子径分布の制御等を確立するとともに、その利用開発を推進する。

(2)結晶性絹超微粉末の化粧分野への、一層の利用拡大と量産化技術の開発を推進する。

具体的データ

Ⅰ.結晶性絹超微粉末

Ⅱ.成形性に優れている
成形は各粉末2.0gを型に入れ荷重を加えて行った。従来の体質粉末はいずれも成形性が低く、成形品を型から取り出す過程で破断した。一方、結晶性絹超微粉末は成形性に優れて、それ自体でも固形おしろいとして利用できる。

Ⅲ.開発した製品
粉体化粧料
口紅

Ⅳ.皮膚刺激性
結晶性絹超微粉末と従来化粧品との皮膚刺激性の比較
結晶性絹超微粉末とタルク粉について
結晶性絹超微粉末とタルク粉末を試料とし、腕の内側部に貼付し、48時間後と72時間後に皮膚反応を肉眼観察で、判定基準に従って判定した。結晶性絹超微粉末には皮膚の刺激性はみられないが、タルク粉には皮膚刺激性がみられた。


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